【2025年版】新入社員研修でおさえておきたいビジネスマナーの基本

2025年、新しい働き方やテクノロジーの進化により、ビジネス環境はますます多様化・スピード化しています。
しかし、そんな時代でも「基本のビジネスマナー」は、
変わらず社会人の土台となる大切なスキルです。
特に新入社員にとって、入社後最初の数ヶ月は社会人としての意識を身につける重要な時期。
この時期に、適切なビジネスマナーを学ばせることで、企業への定着率アップや早期戦力化にもつながります。
私も社会人になりたての頃は、ビジネスマナーに苦労しました。
新しい仕事を覚えること、ビジネスマナーを先輩や取引先の方に実践すること。覚えることに終わりがなかったですね。
今回は、【2025年版】として、今の時代に合わせた
「新人研修で教えるべきビジネスマナー基本5選」をご紹介します。
目次
- ○ オンライン・オフライン両方での「報連相(報告・連絡・相談)」
- ・「時間厳守」と「レスポンススピード」
- ・多様性を尊重した「コミュニケーションマナー」
- ・ビジネスにふさわしい「言葉遣い」と「敬語」
- ・「生成AI」時代の情報リテラシーとマナー
- ・【まとめ】新時代でも変わらない「基本」と、変わる「新常識」を伝える
オンライン・オフライン両方での「報連相(報告・連絡・相談)」
出社とリモートの併用勤務が広がる中、対面だけでなく、
チャット・メール・ビデオ会議を活用した「非対面での報連相」が求められています。
非対面では、相手の表情や空気感が伝わりにくいため、より丁寧で明確な伝え方が重要です。
単なる「報告」だけではなく、
・意見を求めているのか
・承認を依頼しているのか
・情報提供のみなのか
など、目的をはっきりと伝えることが、スムーズなコミュニケーションの鍵となります。
また、文章だけでは意図が伝わりにくい場合には、短くてもいいので一言補足を加える、結論から先に伝えるといった工夫も効果的です。
相手に配慮した伝え方を心がけることで、信頼関係を築き、チーム全体のパフォーマンス向上にもつながります。
「時間厳守」と「レスポンススピード」
デジタル化が進んでも、時間を守ること、すぐにレスポンスを返すことは、社会人としての信頼を築く基本です。
特にリモートの環境では、相手の状況が見えにくいため、
「約束の時間を守る」
「できるだけ早く反応する」
といった行動が、仕事のスムーズな進行に繋がります。
• 会議には5分前ログインを心がける
• メールやチャットは24時間以内に返信する
• 自分がホスト・主催者側の場合は自分から画面を切ってok
(参加者側の場合は基本ホストが先に動くのを待つのが無難)
これらを徹底的に行うことで、安心して任せられる存在になれます。
多様性を尊重した「コミュニケーションマナー」
2025年現在、職場には年齢、性別、国籍、働き方、価値観など、実にさまざまな背景を持つ人材が集まっています。
こうした多様性を尊重し、相手に敬意を持ったコミュニケーションを心がけることは、今や社会人として当然求められるマナーの一つとなっています。
特に社会人になりたての新人時代に、
「先入観を持たずに人と接すること」や「相手の立場や考え方を尊重する意識」をしっかり身につけておくことが重要です。
これらの姿勢は、その後の人間関係を良好に築く基盤となるだけでなく、将来的にリーダーやマネジメント層として活躍する際にも大いに役立ちます。
多様性を受け入れる力は、これからの時代を生きる上で欠かせないスキルなのです。
ビジネスにふさわしい「言葉遣い」と「敬語」
社会人としての印象は、第一声・最初の通話・初回のメールで大きく左右されます。
正しい言葉遣いや敬語を使えることは、信頼を得るために欠かせないポイントです。
例えば、「ご苦労様です」という言葉は目上の方に「お疲れ様です」と声をかけ、
「了解しました」という言葉は「承知しました」と使い分ける必要があります。
また、場面に応じた柔軟な言葉選びも求められます。
カジュアルな社内チャットでは簡潔かつ丁寧に、正式なメールではより丁寧な表現を心がけるべきです。
さらに、口頭でのやり取りでも、相手の立場や状況を考慮した敬語を自然に使えるようになることが理想です。
ビジネスシーンに応じた敬語の正しい使い方や、メール・チャット・口頭それぞれに適した表現方法をしっかりと身につけましょう。
こうしたマナーは一朝一夕で身につくものではありませんが、日々意識して積み重ねることで、
自然と洗練されたコミュニケーションができるようになります。
「生成AI」時代の情報リテラシーとマナー
2025年のビジネスでは、生成AI(チャットボット、文章生成ツールなど)を使った情報収集・資料作成が一般化しています。
しかし、情報リテラシーとマナーを守らずに利用すると、情報漏洩リスクや著作権問題に発展する可能性もあります。
ポイント
• 機密情報をAIに入力しないこと
• AIから得た情報を鵜呑みにせず、必ず自分で確認・編集すること
• AIを使う際の社内ルールを守ること
「便利だから使う」のではなく、リスクを理解して活用する力を新人に教えることが大切です。
AIに指示を出すのも質問力が必要となってきますよ。
【まとめ】新時代でも変わらない「基本」と、変わる「新常識」を伝える
2025年の新入社員には、
• 「社会人としての基本」
• 「新しい時代に対応する力」
この両方をバランス良く教えることが重要です。
具体的には、挨拶や報告・連絡・相談といった基本動作に加え、
生成AIなど最新技術を適切に活用できるリテラシーも求められます。
急速に変化するビジネス環境に対応できる柔軟性と、自ら考え行動する力を育む教育が不可欠です。
新入社員は学ぶべきことがたくさんありますね。そんな新入社員の成長を一緒に応援したい!
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