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【保存版】初心者向け研修設計ガイド|テーマ・時間割・進行のコツ

「初めて研修を担当することになったけど、何から始めればいいの?」

「テーマは決まっているけど、時間配分や進行の方法が分からない…」

このような不安を抱えている人事や教育担当者の方へ。

この記事では、初めてでも失敗しない研修設計の基本ステップを、テーマ選びから時間割、進行のコツまで実際にすぐ使えるように解説していきます。

受講者にとってわかりやすく、成果につながる研修づくりの第一歩として、参考につかってくださいね。

目次

Step1|研修設計で最初にすべきことは?目的の明確化がカギ!

まずはここから始まります。 研修設計で最も重要なのが、「目的=ゴール」を明確に定めることです。

目的が曖昧なままだと、内容も時間も方向性もずれてしまい、受講者にとって“何を得るべきか”が伝わりません。

さらに講師の準備も曖昧になり、全体の質が下がってしまいます。

研修目的の例

• 新入社員向け:社会人マナーやビジネスの基礎を学び、職場にスムーズに適応できるようにする
• 中堅社員向け:後輩指導スキルを身につけ、チームの生産性を高める
• 管理職向け:部下育成や評価面談の力を高め、マネジメント力を底上げする

👉 「この研修が終わった時、受講者が何を“できるようになっているか”」を明確に描くことが第一歩です。

Step2|初心者でも安心!研修テーマとコンテンツの作り方

次に目的が決まったら、「何を教えるか=研修テーマ」と「どう教えるか=研修コンテンツ」を設計していきます。

【テーマ】     【コンテンツ】
・基礎知識系   ビジネスマナー(挨拶、言葉遣い)、会社概要、社内ルールなど
・実務スキル系  日報の書き方、業務手順の理解、社内システムの操作、ITツールの活用
・人間関係    コミュニケーション、チームビルディング、ロールプレイングなど

🔸 特に少人数の研修では、受講者のレベルに応じたカスタマイズが可能なので「参加型」の研修がおすすめです。

👉 コンテンツを盛り込みすぎず、1テーマに絞って深掘りするのも、集中力と効果を高めるポイント。

Step3|失敗しない研修の時間割作成術【タイムスケジュール例つき】

ここまで出来たら意外と難しいのが時間の配分。

初めての設計でよくあるのが「時間が余る」「逆に全然終わらない」といった進行ミスです。
適切な時間割を作ることで、参加者の集中力を維持しながら、学びを効果的に定着させることができます。

🕐 研修1日のタイムスケジュール例(6時間)

時間帯 内容
10:00〜10:30 オリエンテーション・アイスブレイク
10:30〜12:00 講義①(基礎知識+ミニワーク)
12:00〜13:00 昼休憩
13:00〜14:30 講義②(実務スキル+グループワーク)
14:30〜15:30 発表・相互フィードバック
15:30〜16:00 まとめ・振り返り・アンケート・クロージング

👉 「座学30分 → ワーク30分」など、インプットとアウトプットを交互に配置すると、飽きずに参加しやすくなります。

余裕を持った研修の時間割にしていると、少し時間があまるということが多々おきます。
そんな時におすすめしたいのが、本の紹介です。

以前は【七つの習慣】のお話をさせて頂きました。この本は漫画版もあるので手に取りすい点が良いポイントです。
そしてこの本の1番大事な部分、【インサイドアウト】
相手がどうこうよりも、まずは自分を変えるという部分をお話させて頂きました。

Step4|当日の研修をスムーズに進行する5つのコツとは?

研修の進行には、進行のスムーズさ、受講者とのコミュニケーションが求められます。安心して参加できる雰囲気をつくることが、学びを最大化するポイントです。

〈進行のポイント〉
・最初の10分でアイスブレイク:場を和ませることで緊張感を和らげる

・話す・書く・動く」のバランスを取る:学びの定着率が高まります

・質問・対話の時間を意図的に設ける:一方通行の講義にならないように

・ワークは“指示が具体的”であること:不安なく取り組めるよう配慮

・研修後のアンケートで改善点を回収:次回の質向上に活かせます

よくあるQ&A|研修担当者が悩む5つの疑問を解決!

Q:どれくらいの人数から研修を実施すべき?
A: 3〜5名からでも十分効果はあります。
 少人数の研修では受講者一人ひとりに目が届きやすく、個別のフォローや発言の機会が増えます。

Q:研修講師を外部に依頼する場合の相場は?
A: 内容や講師の経験にもよりますが、一般的には半日で5〜10万円程度が目安です。
  中には初回割引を提供している会社もあります。

Q:オンライン研修でも効果は出ますか?
A: 十分出ます。むしろ、対面では発言が苦手な人がオンラインだと参加しやすくなることもあります。
  事前にツールの使い方や研修の流れを共有しておくと、よりスムーズに進行ができます。

まとめ|初めてでもできる!失敗しない研修設計の全体像とコツ

初めての研修設計では、「テーマを決めて、時間を配分して、当日進める」というシンプルな流れに見えても、いくつかの要素がからみ合っています。

だからこそ目的・内容・時間割・進行を一つずつ整理することで、質の高い研修が設計を作ることができます。
研修は“イベント”ではなく、“成長をサポートする仕組み”です。

受講者の「わかった」から「できる」に変わる瞬間に立ち会うつもりで、丁寧に準備してみてくださいね。

新入社員には学ぶべきことが数多くあります。
そのすべてを社内で対応するのは負担が大きいため、外部に研修を委託することも有効な選択肢です。

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